フィナーレ(出産)!そしていま(前編)
はげざるです(・∀・)ノ
長いこと留守にしておりました。
ただいま。
実はブログ更新中、一度もアクセス解析のところをクリックしたことはありませんでした。
個人的な日記だし、見られてても見られてなくてもいいや、くらいの気持ちでいたからです。
でも最近になってから初めて見たんですね。
そしたら、思っていた以上にたくさんの方々からアクセスしていたたいていました。
こんなつたないブログ、
読んでくださってありがとうございます。
↑はじめて言ったわ(^∇^)エヘヘ
さてその後のはげざる、はたしてどうなったのか?
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~前回までのあらすじ~
44歳で初☆妊娠、45歳2か月で出産予定のはげざる(日本人女子)、とうとう臨月を迎えるも予定日直前にまさかの破水!
膝に乗ってたネコを振り払い、あわてて病院に駆け込むが…?
破水したものの、全然陣痛が付かないので
(陣痛が付く、って言うのね!)
陣痛促進剤を投与されまして。
痛かったです💦
だいたい7分おきに襲ってきて20秒くらい続くすんごい痛み。
ぐおーーー!!
んぐーーー!!
みたいな。
へんな汗かいて、ヘトヘトですよ。
ほんとに世のお母さん達はみんなすごい。
そんな超絶悶絶的なワンデイを過ごしたんですけどね(朝8時から夕方5時まで⬅公務員かいな)、
残念なから私の体から自発的に沸き上がる陣痛は、ほとばしるパッションは、とうとう訪れなかったのです。
よーし!
夜ごはん食べてしっかり寝て、明日も頑張るぞー!
…ってはげざるは思ってたんですけど、翌朝廊下でばったり会った先生から、
今日帝王切開しましょう!
ってすっごい爽やかに言われた。
これからラーメン食べに行きましょう!
くらいの勢いでさ。
ショックだった。
自然に陣痛がきて、自然に産むんだとずーっと信じてたから。
ついでにはげざるの身体で唯一柔らかい股関節、
その股関節にハレ舞台(on分娩台)を踏ませてあげられないという残酷な事実。
前の晩、朝までお腹にあれを貼ってたの、ストレスチェック?赤ちゃんの心電図をモニターで見るやつ。
お腹の赤ちゃん、なんだかすごく動いてて、心拍数上がりすぎて異常のブザーが何度も鳴って、何度も看護師さんが来てチェックしてたんだよね。
ドンドンドンドンと、胎児の早い早い鼓動。
子守唄のように聴いていた。
赤ちゃんの状態が良好とは言えなくなってきているので、残念ですけど帝王切開にした方が良いです。
そう言われたらなにも言えなかった。
色んな手続きをして、書類にサインをして、家族に電話をして。
それまで見たこと無い看護師さん達がたくさん来て、なんかテキパキ色々して、そして陣痛室は静かになった。
薬が切れてきて弱まってきた陣痛だけが、ベッドの上に私と取り残されてた。
雨が降っていた。
赤ちゃん。
結局あなたは下に降りず、
私も子宮口が開かないまま。
私たち、まだまだ準備出来てなかったんじゃないのかな。だって予定日明日だもんね。初産だし、私はけっこう時間にルーズなんだよ。⬅何を偉そうに。
でも、今日もやっぱりしゃっくりしてるねぇ。
いつも通り左下腹部にいとおしいしゃっくりの振動を感じていた。いつも通りぱんぱんに張ったお腹を撫でる。いつも通り、丸いかかとがみぞおちの下に突き出ている。
ゆうべ、ずーっとあなたの鼓動を聴いていた。
これで最後になるんだからと。
子守唄のように聴いていた。
そんな風にして、切ない気持ちを抱えたまま時間はやってきて、私は天井を見上げ、ストレッチャーに乗せられて階下の手術室に運ばれて行きました。
手術室では、仰向けになって目隠しをされて、よくわからないままに事が進んでいて、私はよくわからないまま涙が流れだし、我が子が取り上げられた時には号泣していた。
それこそ、うぶ声をあげる我が子に、あんたには負けねぇぞと張り合わんばかりに。
私は理由もわからず、声をあげて泣いていた。
2018年4月13日午後2時21分、2,520gで娘誕生
今になったからようやく理解できたことがたくさんある。
泣いた理由も。
私はただ悲しかったのだ。悔しかったのだ。
母と子の神聖なイベント(笑)であるはずの出産に、他人が介入してきたということが。
明日は土曜日だから、金曜日の昼間のうちにさっさとやっちゃいましょう、というノリの無粋な(しかしそれがすべてか)介入が。
でも、今になったからわかる。
出産は、赤ちゃんがすべて決めることなのに、病院に帝王切開させられた、のではなく。
赤ちゃんが、この日がいい!と予定日より早い誕生を決めて、病院を動かして、帝王切開させた。
ということを。
そうだよねぇ、母はげざる、45歳だもんねぇ。
しかも初産だもんねぇ。
娘が母体をおもんぱかってそうしてくれたと。
手術台で寝たまま見せてもらった娘の顔は、
とても美しかったです。
自然分娩でないからか、顔色よかったし(笑)、
眠っている半開きの唇が真っ赤で、
薔薇の花のようでとても綺麗でした。
旦那さんと決めていた名前にふさわしい子だと、
最初からこの名前で良かったんだと嬉しかったです。
長くなるので続きます。